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JSAセミナー“エステティシャンのための継続教育セミナー2017”Vol.45が開催されました
45回目の開催となる【JSAセミナー“エステティシャンのための継続教育セミナー2017”Vol.45】が、8月23日(水)~24日(木)の2日間にわたり東京・品川で開催され、全国のCPE取得者をはじめ、エステティシャン、サロンオーナー、報道・業界関係者など102名の方が受講されました。
今回は、日本スキン・エステティック協会が昨年11月に法人化したことを記念した、理事長の大原國章先生((公財)日本エステティック研究財団 前理事長)による特別講演「エステティシャンのための皮膚科学」では、ホクロとがんの違い、ホクロに生えている毛について等、実務に直結する分かり易い講義でした。
他の講義では、今注目の“健美腸”について、小林メディカルクリニック理事長・院長 小林暁子先生が自律神経との関連、食事やセル・エクササイズなどを交えて解説。
(一社)日本エステティック振興協議会でも講師を務める、メディカルプラス・クリニック新宿 統括院長 林和弘先生による「エステティシャンのための美容医療 最新情報」。
「人を美しくする仕事」と題して、美・ファイン研究所所長 小林照子先生が自身の60年以上にわたり、メークなどを通じて人の魅力づくりに携わり、人を美しくすることで人生までも変えられたご経験から、同様にエステティシャンという職業のすばらしさについてもユーモアを交えて伝えられた。 また、全国消費生活相談員協会より吉松惠子様を講師に向かえて現場からの消費者相談の実例解説、広告表示の規制についての実例を交えたJAROの野崎佳奈子様による解説、及び、(一社)日本エステティック協会コンプライアンス委員 上野正治様による今年5月に施行された改正個人情報保護法についてなど、すべてが“選ばれるサロンづくり”に必要なお客様視点のサービスに直結するため、受講者も熱心さが増していたようでした。
美容脱毛ブームに後押しされて、美容電気脱毛のニーズが再燃している中、2ヶ月先まで予約が取れない人気サロンのオーナー 石田理恵CPE様による「現場から見た美容電気脱毛の今と未来」と題した講演では、光脱毛などによる硬毛化、最近の脱毛部位ニーズの変化についても事例を紹介され、今後の美容電気脱毛のあり方が垣間見られました。講義の最後に、美容電気脱毛の今後には「熟練した技術(資格保持)」、「安全な機器の使用」、「顧客とのトラブル無し」の必須条件が揃ってこそ成り立つことを再確認した。
時代の変化が急速なエステティック業界において、サロン運営のヒントと必須の最新情報満載のセミナーは、今年も好評に閉会しました。
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JSAセミナー[エステティシャンのための継続教育セミナー2017 vol.45]
講義1: 小林 暁子 医療法人社団順幸会 小林メディカルクリニック東京 理事長 院長 医学博士
「健美腸ライフ ~健美腸で人生が変わる。美しく健康に!!~ 」
食事(食物繊維)・運動(セル・エクササイズ)により、
健康で美しい腸内環境を維持して、心も身体も美しい人生に変えましょう。
講義2:林 和弘 メディカルプラス・クリニック新宿 統括院長 医学博士
「エステティシャンのための美容医療 最新情報」
30年ほど前であれば、美容医療と言えば所謂美容整形といわれる手術的なものがそのほとんどを占めていた。 しかし、レーザー機器の発達とともに美容皮膚科と言われる分野が発展して以降、多彩なニーズに応えるべく過剰なスピードでその治療範囲を広げている。 今回は非手術的な治療を中心に概説する。
講義3:小林 照子 美容研究家 メイクアップアーティスト 美・ファイン研究所 所長
ジャパン メイクアップ アーティスト ネットワーク(JMAN) 理事長
「人を美しくするという仕事」
メイクアップアーティストという名称が認知される以前から、一般人から女優、政治家まで、何万人ものイメージ作りを手がけ60年以上にわたり「人の魅力づくり」に取り組んできた小林照子。今では一般的となった「美容液」や「パウダーファンデーション」などを世界で初めてこの世に生み出し、82歳の現在も自身のアイデアと研究に基づいたヒット作を送り出し続ける美容研究の第一人者でもある。一方、教育者としてトータルビューティのプロを養成するスクールとビューティに特化した高校を東京と京都で展開。メイクアップアーティストの任意団体の代表を務めるなど、美容業界の後進の育成にも力を注ぐ。
メイクアップアーティスト、美容研究家、企業人、教育者など、様々なスタンスから社会や業界を見つめてきた美と人生の達人が、これからの日本の美と、それを形作る仕事について語ります。
講義4:吉松 惠子 公益社団法人 全国消費生活相談員協会関東支部 消費生活専門相談員
「消費生活相談の現場からエステティックサロンにお伝えしたいこと」
私たちは、消費者問題の専門家として自治体の消費生活相談窓口で相談業務に就いている相談員の団体です。
全国の消費生活相談窓口にはエステティックトラブルの相談が寄せられています。
消費者と事業者間には情報の量・質と交渉力の格差があるため、トラブルは構造的かつ必然的に発生します。
相談事例からトラブルの防止と顧客に信頼されるサロンの在り方を提言させていただきます。
講義5:野崎 佳奈子 公益社団法人 日本広告審査機構(jaro)審査部 消費生活コンサルタント 消費生活アドバイザー
「エステティシャンが知っておくべき広告・表示の規制」
エステティックサロンの自主基準等について紹介します。
エステティックサロンの広告・表示を規制する景品表示法について、概要、課徴金制度などを解説し、措置命令事例から、どのような表示を行うと問題になるのかについて理解を深めます。エステティックサロンで扱う化粧品や健康食品に関連する医薬品医療機器等法の解説も行います。
講義6:石田 理恵 cpe あるふぁ・神宮東 代表 CRE
「現場からみた美容電気脱毛の今と未来」
美容電気脱毛に携わって三十年余。盛衰を経験してきましたが、近年、過去とは違う「追い風」を感じています。
今、脱毛業界に求められていること。美容電気脱毛士ができることは何か。
風の吹く先にあるものは・・・。
小さな脱毛店の体験から、皆様にお伝えできたらと思います。
【特別講演】講義7:大原 國章 一般社団法人 日本スキン・エステティック協会 理事長
虎の門病院皮膚科
「エステティシャンのための皮膚科学」
皮膚にはいろいろな“できもの”ができますが、見た目には似ていても実は別物だったり、逆に違った顔つきでも本質は同じだったりします。
そして、それぞれに対処法が違ってきます。その見分け方について写真で説明します。
講義8:上野 正治 一般社団法人 日本エステティック協会 コンプライアンス委員会 委員 消費生活アドバイザー
「全ての事業者が対象となります!エステティシャンのための「改正個人情報保護法」施行について」
平成29年5月30日より、改正個人情報保護法が施行され、これまで適用が除外されていた個人サロンも含め、全ての事業者が個人情報保護法の対象となりました。
本講義では、エステティックサロン事業者が、お客様等の個人情報を取り扱う上での基本事項や個人情報保護方針の作成、個人情報の適切な管理方法について、説明致します。